「2人の子どもをもつ30代主婦。
子どもができてからの
夫のモラハラに苦しんでいます。
何かと子ども優先の日常生活に
大きく苛立つ様子が明らかで
私や子どもに対して攻撃するのです。
自分の思い通りにならない事があると
極端に不機嫌になり
私は心身ともに疲弊します。
夫婦なのだから
もっと強力的な対等な関係で
子育てをしていきたい。
どのようにするとモラハラではなく
家族の気持ちを理解してもらうことが
できるのでしょうか?」
こんにちは。
型破りママ☆レイコです。
シングルマザーでも
・海外に住みながら
・自閉症の息子ミスタームーン
・ADHDの娘ミスサンシャイン
子ども達とタッグを組んで
人生を冒険中!
今回のそのお悩み、「レイコ白書」にまとめました。
自分と子ども達を守りたくて
自分の足で歩きだしたレイコの経験から
・モラハラ夫に潜むリスク【自己愛性パーソナリティ障害の特徴】
についてお届けします。
「家族の気持ちを理解する」は無理【自己愛性パーソナリティ障害のモラハラ行為】
対等な
夫婦関係であるはずなのに
「家族の気持ちを理解」してくれない
夫の行為がある場合
「自己愛性パーソナリティ障害」による
モラハラ行為
の可能性があります。
自己愛性パーソナリティ障害のモラハラ夫「家族の気持ち」は理解しない
自己愛性パーソナリティ障害が
夫にある場合
家族の気持ちや感情を
理解することができません。
結果
モラハラ行為がおこります。
自己愛性パーソナリティ障害が「家族の気持ちを理解できない」理由
モラハラ夫が
「自己愛性パーソナリティ障害」を
持つ場合
・人の感情に共感できない
・人を思いやることができない
「共感性がない」
ので
妻や子ども
家族に対しても
「家族の気持ちを理解する」ことが
できません。
自分のことが最も重要で
自分のことしか考えない
ことから
自分以外の人の気持ちは
考えることができない。
これが
「自己愛性パーソナリティ障害」の特徴です。
「家族の気持ちを無視」自己愛性パーソナリティ障害によるモラハラ行為の具体例
自己愛性パーソナリティ障害による
モラハラ行為。
「家族の気持ちを無視」する具体例を紹介します。
【家族の気持ちを理解しない
自己愛性パーソナリティ障害の具体例】
・話合いでは「自分はそう思わない」「自分は正しい」の主張ばかりする(威圧的にする)
・自分の思い通りに物事をすすめることに注力する。人の気持ちに(多少)気づいていても自分以外の人の気持ち・感情は「邪魔」でしかないので、見ないふり(無視)する。
・常に「自分が正しい」と思っている。
・「相手も自分の意見に賛成するべき」と本心から信じている。相手の真意・気持ちなど聞く・確認することもせずに、「相手も自分の意見に賛成するべき」で完結する。
「家族の気持ちと異なる」と「家族の気持ちを理解しない」は全くちがう件
家族でも
「家族の気持ちと自分の気持ちが異なる」
はありでしょ。
という主張もあり。
それはごもっともです。
ですが
「家族の気持ちと異なる」と
「家族の気持ちを理解しない」
は全く異なります。
「違い」はあるけれど
その違いを
・聞いてあげる
・認識できる。
この部分を無視することが
「共感性のなさ」で
「家族の気持ちを理解しない」
につながるのです。
モラハラ夫は「家族の気持ちを理解しない」と自分が認識しましょう
自己愛性パーソナリティ障害の
モラハラ夫は
「家族の気持ちを理解しない」ものであると
自分自身が認識しましょう。
残念ですが
「どのようにすると
モラハラではなく
家族の気持ちを理解してもらうことが
できるのでしょうか?」
この部分を
モラハラを受けている妻側の努力で
解決することはできません。
妻側が
自己愛性パーソナリティ障害の
モラハラ夫に対して
自分の意見を言うと
外罰的な対応が返ってくるばかり。
自分の不満の原因を
全て妻側に求める行為が加速して
さらなる「非難」や「攻撃反応」が返ってきます。
夫のモラハラ 【自己愛性パーソナリティ障害】かどうかをチェック
夫のモラハラに
正しく対応するためには
夫のモラハラが
「自己愛性パーソナリティ障害」と
関係があるかどうか。
ここを
チェックします。
「自己愛性パーソナリティ障害」を知ろう 【夫のモラハラ行為】
「自己愛性パーソナリティ障害」が原因で
夫がモラハラをしている可能性があります。
「パーソナリティに障害がある」
というのは
考え方・認識・行動に大きな偏りがあり
日常生活に支障をきたす状態にある
パーソナリティ
です。
「自己愛性パーソナリティ障害」を知る必要性とは?【モラハラ夫がいる場合】
「自己愛性パーソナリティ障害」というものを
最初に「知る」必要性とは
「自己愛性パーソナリティ障害」の持ち主は
自分の一番身近にいて
自分に尽くしている人に対して
自己中心的な不満を募らせ
対等・平等・フェアで
信頼関係に基づいた
健全な人間関係を
築くことができません。
モラハラ夫がいる場合
「自己愛性パーソナリティ障害」の持ち主
である可能性があるため
まず
「自己愛性パーソナリティ障害」の特徴を知り
モラハラ夫に
その特徴が当てはまるかどうかを
確認します。
「自己愛性パーソナリティ障害」の特徴【モラハラとの関係性】
モラハラと関係性がある
「自己愛性パーソナリティ障害」の特徴を
紹介します。
【人間関係は上下関係】
「自己愛性パーソナリティ障害」の人間関係は
相手が「自分より上」
相手が「自分より下」
この2つの視点のみ。
「対等」「平等」「フェア」という関係は
築けません。
基本的に
自分が「上」相手が「下」という
支配する関係を持ちたがるので
「自分に意見をすることのない
おとなしい・自分の言うことを聞いてくれる人」
を自分の近くに置きます。
プライドが高く
自分は特別であるという感覚が強いので
自分以外の人を劣っているとみなします。
逆に
社会的地位や名声には弱く
自分より立場が上の人には
人当たりよく
へりくだった態度をとるのも上手。
家庭では
妻・子どもなど弱者を攻撃します。
【自分は完璧だと思っている】
「自己愛性パーソナリティ障害」の人は
「自分は完璧」
「称賛される存在」だと思っています。
外からみると「自信家」を装い
人当たりも良い。
「自分が完璧」という偽りのない信念は
「相手が間違っている」につなげます。
「自分は完璧」が故に
人から教えてもらう行為も苦手。
教えてもらっても
「ありがとう」は言いません。
【突然激しく怒りだす】
「自己愛性パーソナリティ障害」の人は
自信家を装う一方
「被害者意識が非常に強い」
・違う意見を言われる
・同意されない
・否定的な意見
・批判や非難
こういうものに対して
実は大きくダメージを受け
心に傷をつくります。
基本的に
自分の思い通りにならない状況は
許すことができないので
自分は苦痛を与えられた
被害者であると認識。
結果
どんなに小さな
「意見の違い」や「お願い」であっても
「自分は全否定された」と解釈して
極端に威圧的な態度で
怒りを爆発させます。
【共感性がない】
先述しましたが
「自己愛性パーソナリティ障害」の人は
自分以外の人の気持ちや感情は無関心。
自分の気持ち・感情のみが「正しい」ので
相手の気持ち・感情がどうであろうが
一切関心がありません。
【自分がとても大切で 他の人は利用価値としてみている】
「自己愛性パーソナリティ障害」の人は
自分だけが「大切」な存在なので
自分以外の人は
「どれだけ自分にとって利用価値があるのか」
でジャッジします。
ここでも
・上下関係の「自分が上」「相手が下」の立場
・支配関係
の要素が顕著。
近くにおいている存在でも
「相手の利用価値が下がったな」と認識すると
恩など感じることなく
バッサリ切り捨てるのです。
「自己愛性パーソナリティ障害」の特徴を引き起こす背景とは?
「自己愛性パーソナリティ障害」の特徴を
引き起こす背景は
・愛情に満たされるべき「幼少期」に
家族や養育者から十分な愛情を与えてもらえず
正しい自己愛が形成されなかったこと。
・発達障害によるもの。
2つのうち
いずれかの背景です。
幼少期より
自分の心が傷ついた時の対応の仕方を
正しく学んだり
正しく補ってもらう機会に恵まれなかった。
代わりに
自分自身で
自分に愛情を異常なほどにかけ
自らの「弱さ」をカバーします。
夫のモラハラに苦しむ場合【自己愛性パーソナリティ障害】を疑おう
夫のモラハラに苦しんでいたのなら
まず
「自己愛性パーソナリティ障害」
を知りましょう。
もし
モラハラ夫の様子が
「自己愛性パーソナリティ障害」の特徴に
当てはまる場合
「自己愛性パーソナリティ障害」の人への
正しい対応の仕方を学んで
正しく対応しましょう。
モラハラから自分を守ろう【夫の自己愛性パーソナリティ障害】
夫の「自己愛性パーソナリティ障害」
の疑いがわかり
モラハラを受けている自分がいたら
「自分をモラハラから守る行動」を
おこしましょう。
モラハラ自分を守るために「知っておくべき大切なこと」【自己愛性パーソナリティ障害】
モラハラから
自分を守る時
「知っておくべき大切なこと」。
それは
「自己愛性パーソナリティ障害」の人が
モラハラ行為を辞めることは
現実的に不可能
ということ。
「自己愛性パーソナリティ障害」の人がモラハラを辞めない理由
「自己愛性パーソナリティ」障害の人が
モラハラを辞めない。
その理由は
自己愛性パーソナリティ障害の人は
「自分が完璧な存在」なのです。
結果
完璧な自分には=「問題点はない」
の認識しかないため
自分の問題点をみつめる行為を
全くしません。
人は誰しも完璧ではありません。人生を生きていく中で自分の問題点・改善点を把握し、次は克服しよう、同じような過ちはしないように努力しよう。このように自分の非なる部分を認めて直していこうとするからこそ、「改善」がある。
「自己愛性パーソナリティ障害」の人は、自分は「完璧」なので、「改善」なんて無縁な世界。自分自身がなおさなければならない所は全くない。となります。
夫のモラハラ行為から自分を守る方法【自己愛性パーソナリティ障害】
「自己愛性パーソナリティ障害」とは何か
を理解し
「自己愛性パーソナリティ障害」の人が
モラハラ行為を辞めさせることは
現実的に不可能
この部分をよく心に刻んで
正しい方法で
夫のモラハラ行為から
「自分を守る」行動をおこします。
「相手に改善してもらおう」
は通用しません。
一刻も早く
「離れるための準備」を始めます。
「決断すれば道は開ける」モラハラ夫から自分を守る第一歩
夫のモラハラ行為に
長期間さらされてきた被害者ほど
自己肯定感が下げられて
「自分を守ろう」と戦う元気さえ
失っているもの。
相手の支配下に置かれていた
経験から
自信を喪失している立場にある妻は
多くいます。
ですが
「あなたは何も悪くない」のです。
夫が「自己愛性パーソナリティ障害」だと
わかった時点で
勇気を振り絞り
「早く離れよう」
を決断してください。
夫のモラハラ行為はなくならない。自分を助ける選択肢は一択【自己愛性パーソナリティ障害】
自己愛性パーソナリティ障害による
夫のモラハラ行為は
なくなりません。
自分を助けるための
選択肢は一択。
「早く離れる」こと。
そのための準備を
着々と始めましょう。
レイコの場合、気づかれない所でまず「自分で稼ぐ力」を身に着けることに注力しました。ここだけが唯一足りなかったから。子どもたちと自分の生活を「安全」で「明るい」ものにしたかった。「決断」して「行動」をおこすことには「壁」があると思われがちだけど、実はシンプル。自分の人生はあなたのものなのだから、「自分の望むように決めて動くだけ」なのだと、多くのママに伝えたいのです。
まとめ
今回のレイコ白書は
モラハラ夫に潜むリスク【自己愛性パーソナリティ障害の特徴】
・「家族の気持ちを理解する」は無理【自己愛性パーソナリティ障害のモラハラ行為】
・夫のモラハラ 【自己愛性パーソナリティ障害】かどうかをチェック
・モラハラから自分を守ろう【夫の自己愛性パーソナリティ障害】
について
お届けしました。
夫のモラハラの特徴が
「自己愛性パーソナリティ障害」
に当てはまると感じたら
勇気をもって迷わず
「自分と子ども達を助ける」決断を
してほしいのです。
多くのママが
「決断」して
「行動」をおこすことができますように。