
「30代子育てママ。
二人目の赤ちゃん
まだ1歳未満ですが
よくいえば
おとなしくて手がかからない。
裏返すと
いろいろ反応に乏しい気がして
自閉症の赤ちゃんかも?と
気になっています。
長女が赤ちゃんの時には
もっと泣いたり笑ってくれたり
反応があったと思うのです。」

こんにちは。
型破りママ☆レイコです。
・現在は海外で
・自閉症の息子ミスタームーン
・ADHDの娘ミスサンシャイン
子ども達とタッグを組んで
人生を冒険中!
今回のそのお悩み、「レイコ白書」にまとめました。
息子との育児生活より
・「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」赤ちゃんの特徴(息子1歳未満・個性編)
をお届けします。
【この記事で学べること】
・「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子が赤ちゃんの時(1歳未満)、特徴として、この時期から「こだわり」の要素がみえていたこと。
・「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子が赤ちゃんの時(1歳未満)、人への関心度合が低め?にみえていたこと。
・「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子が赤ちゃんの時(1歳未満)、クレーン現象があったこと。
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子
ミスタームーン。
今回の
相談者さんのような
赤ちゃんの反応が
「乏しい」かも?
とは別の路線をいき
生まれたその瞬間から
反応=「ギャン泣き」一筋で

息子の
赤ちゃんの特徴
記念すべき第一号は
「ギャン泣き」でした。
(生まれた瞬間も
「怒」の「ギャン泣き」モードでした。)
ミスサンシャインという娘がいた
レイコにとって
赤ちゃんと過ごす
子育て経験は
第2回目で
この先
目の当たりにする
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子
ミスタームーンの
赤ちゃん時代の特徴とは
もちろん息子が
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」だと
自覚していたわけでもなく
「同じ赤ちゃんでも
こう個性はちがうものなのね!」
「いやぁ、
男の子はパワフルだな!」
当時
このような解釈でしか
ありませんでした。
息子は
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」である
とわかっている今だから
あれはもしや
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」が故の
赤ちゃんの特徴だったのかもしれない。
ああ、あれは
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」が故の
赤ちゃんの特徴だったのね(納得)。
こう振り返ることができます。
この背景から記事を書きます。
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」赤ちゃんの特徴は個性的だった【息子1歳未満のエピソード】
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子
ミスタームーンが赤ちゃんで
オギャーと生まれてから
1歳になる前までの
息子(赤ちゃん)の特徴といえば
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の
子どもにありがちな
「癇癪」
これを
生まれた瞬間から
発揮していた
これに尽きる!
と思うほど
とにかく
「よーく泣く」
原因がわからないけど
「怒」の感情で
「泣いている」
こういう
赤ちゃんでした。
赤ちゃんは、いろいろな理由で泣きます。お腹がすいたよ。眠たいよ。かまってほしいよ。ママが恋しいよ!言葉がつかえないので、泣いて伝えますよね。でも、「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子の場合、赤ちゃんにとって、一般的に泣く行為につながる原因となるものを全て取り除いてあげても、油蝉が泣くようにずーーーと泣き続けるんです。ずーッと。なんとかあやして、泣くことから解放してあげたくても、もうそのためのネタがつきてしまって、いったい何をしたらいいのかお手上げ状態。となっていたのが当時の私です。
このように
「泣く」という
ひとつの要素をとっても
個性的だったし
他にも
あれもこれも
「個性的だったな」
つまり
「赤ちゃんの時から
(0歳児の時点で)
こだわりを発揮してたな」
と振り返ることができます。
のちに
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」
と診断されて
それから
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」について
学びながら
そして体感しながら
レイコが理解したことは
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の
子どもにとって
「こだわり」とは
宝物を金庫にいれて
厳重に管理するレベルの
超トッププライオリティに
位置づけられているということ。
そして
「こだわり」が通らない状況があると
「癇癪」が発動される!
っていうことです。
つづいて
他にもあった
息子の赤ちゃんの特徴(個性編)を
振り返ってみたいと思います。
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子 赤ちゃんの特徴 個性編【授乳クッション・左側・斜め45°】
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子
ミスタームーンの赤ちゃんの特徴。
個性的なエピソードの1つに
「授乳クッション」「左側」「斜め45°」
というものがあります。
① 今を遡ること〇年前、レイコというお母さんと、ムーンという生まれたての坊やがいました。生まれたばかりで、助産院でリカバリー中。
② まぁまぁ、それはとてもおーきな声で、坊やは連日泣きまくりですが、ここは助産院。赤ちゃんは泣いてナンボの世界で、「ギャン泣き」オッケー、いたって平穏でした。
③ そんなある日、ベイビームーン、この世に生まれてまだ3~4日で、人生初のお叱りです。
④ 「“ここ”はあなたのおうちじゃないのよ!」その声は、ベテランの助産師の先生です。
➄ “ここ”とは、薄ピンク色の「授乳クッション」。助産院には「授乳クッション」があって、レイコとベイビームーンがかりていました。何をしても怒のモードで泣き止まないベイビームーン。授乳もダメ、抱っこもダメ、おむつ替えもダメ、寝ている以外は泣く。が連日永遠と続く中、半ドーナツ型の「授乳クッション」の「左側」「斜め45°」のアングルでたてかけてあげると、ピタッと泣き止むんです。しかも真顔で!今度は一変、ずーっと泣き止んでお地蔵さんみたいにそこにいる。
⑥ 助産師の先生の主張はこうです。「ギャン泣きはあってもいい。あんたのギャン泣きは超立派。でも、「授乳クッション」の左側・斜め45度は、あなたのスウィートホームじゃないんだよ。そこでだけ、ピタっと泣き止むって何? これ(授乳クッション)うち(助産院)のものだし。君、もうすぐ助産院卒業で、お家にかえるのよ。」
そして先ほどのお叱りへつながる→「 “ここ”はあなたのおうちじゃないのよ!」
本当に
不思議の不思議。
この
薄ピンク色の「授乳クッション」
最強でした。
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子
記念すべき「こだわり」発動
第一号は
この
助産院の
「授乳クッション」
生まれて3~4日目の
出来事ですから
助産師の先生も
母レイコも
なぜ
これで泣き止む。
なぜ
左側だけ?
なぜ
ピタッと泣き止んだら
ジーっと真顔で
私たちは睨みを利かされ気味で
みつめられる!?
みたいな。
あんだけ
泣き続けるのに。
そこに
なぜ?の答えは
ないのですが
様々な感覚・センサリー(五感)が
特異なものをもつ
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の
息子にとって
助産院にあった
「授乳クッション」は
何か「お気に入り認定」される
要素があったはずで
息子は
生まれて3~4日目にして
「お気に入り」を定める
「パターン」をつくる
そして「こだわる」=
(「授乳クッション」左側45度のアングルの時だけ
泣かない)
こういう
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」
の特徴を最初から再現していたような
赤ちゃんの特徴エピソードです。
家にはあまり本格的でない「授乳クッション」がありました。助産院のものに比べれば、硬さや全体の高さが劣るもので、息子がたてかけられていたアングル45°が作れないもの。その授乳クッション、息子に「お気に入り認定」されることはなく、泣き止むアイテムにも当然成り得ずじまい。彼の「ギャン泣き」は成長と共に強度を増していきましたので、助産院とおなじ「授乳クッション」を購入しようか。などと、家族が何度も本気で検討したものです。
で、産後ケアで助産院へ足を運ぶ時は、泣き止むんですよね、あの「授乳クッション」「左側」「斜め45°」が揃うと!
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子 赤ちゃんの特徴 個性編【人への関心度は低め?】
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子
ミスタームーン。
赤ちゃん(1歳未満)の
特徴として思い出される印象に
人への関心度合が
低め
だったのだろうな。
があります。
ミスタームーンには
ミスサンシャインという
(後にADHDだと判明する)
お姉ちゃんがいました。
息子が赤ちゃん(1歳未満)の時
娘といえば
寝ている時以外は
喋りまくる!
こんな
2歳児でしたので
家の中は
常に賑やかな
幼児の声が充満していたし
部屋のあちこちを
バタバタ飛び回っている
お姉ちゃんがいました。
娘も
弟の存在が超嬉しくて
いつも
「ムーン!
ねぇ、ムーン!」
まとわりついてたんです。
でも
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子
はっきりいうと
お姉ちゃんに声をかけられるとか
触られるとか
超嫌がっていたんだと
思います。
まあ
いつも泣いてるんですが
お姉ちゃんにかまわれた後の
反応は
超「怒」モードの
「ギャン泣き」しか
なかったです。
本当に。
完全「拒否」でした。
兄弟がいたら
兄弟の様子を目で追ったり
何やってるのかな?
と気になってみたり。
兄弟で年齢も近ければ
楽しい気分
嬉しい気持ちになっても
いいんじゃないか?
なんて少しは思うもの。
でも
徹底して
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子が
お姉ちゃんに対して
ポジティブな反応をみせることは
この時期ないに等しかったです。
のちに、発達小児外来を受診した際、医師にこういわれたことと重なります。「「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」のお子さんのスペース(その子が安心できる空間・環境)を確保してあげないとダメなんですよ」。このお医者さんの主張は、「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の子どもは、「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」であるが故に、「対人とのコミュニケーションを好まない=ストレスになる」が素なのだから、兄弟・姉妹がいる場合、「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の子どもが守られるよう、兄弟・姉妹と別々の空間を確保してあげることが大切なんです。と言われたんですね。
のちに
兄弟(お姉ちゃん)という存在は
自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)の息子
ミスタームーンの中で
成長と共に
大きな変化を遂げていきますが
息子が赤ちゃん(1歳未満)だった時の
特徴としては
お姉ちゃんに注ぐ
ポジティブな関心はなく
「不快だな」
が勝っていたと思います。
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子 赤ちゃんの特徴 個性編【クレーン現象があったこと】
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子
ミスタームーン。
0歳も後半
伝い歩きや
ハイハイができるようになってきて
あれ?
と感じた出来事は
母レイコの腕をとって
自分の意志に沿うように動かす
「クレーン現象」
です。
クレーン現象のエピソードは
コチラ↓

この
「クレーン現象」は
その後
長い年月をかけて続きます。
(現在でも
時々やります)
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子
ミスタームーンの場合
「腕をつかむ」
だけではなくて
「脚をつかむ」
の「クレーン現象」も
ありました。
息子がハイハイしてきて
キッチンに立つレイコの足元へ。
そこで
レイコの足(脚)を
ガシッとホールドして
クレーン現象を
やる。
自分の動いてほしいほうへ
相手を動かすを
「クレーン現象」で
再現しようとする。
けっこうな頻度で
体験したんです。
当時のレイコは
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の
子どもの特徴の1つに
「クレーン現象」がある
という知識すらなくて
「母親の身体を
動かそうという思考回路が
賢いなぁ!」
なんて
感心していたぐらい。
指差しもしなかったけれど
「クレーン現象」をつかって
様々な自分の要求を
通そうとしてました。
これは
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子が
1歳未満の時から始まった
赤ちゃんの特徴でした。
まとめ
今回のレイコ白書は
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」赤ちゃんの特徴(息子1歳未満・個性編)
・「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子 赤ちゃんの特徴 個性編【授乳クッション・左側・斜め45°】のエピソード
・自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子 赤ちゃんの特徴 個性編【人への関心度は低め?】のエピソード
・「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子 赤ちゃんの特徴 個性編【クレーン現象があったこと】のエピソード
について
お届けしました。
1歳未満の赤ちゃん
というのは
ママのお腹から
生まれて
赤ちゃんだけでは
動けない状態から
首がすわって
寝返りがうてて
脚や腕に力がついてきて
ハイハイにつながって・・・
赤ちゃんの世界に
静(せい)⇒動(どう)への
変化があります。
赤ちゃんが
自分では動けない時期には
比較的
「個性的な要素」においては
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」に通ずる
特徴に気が付ける機会に乏しかったな。
こう感じます。
※「赤ちゃんの特徴1歳未満・身体編」
のほうが
目に留まる特徴が
多かったように思います。
赤ちゃんの息子が
だんだん自分で動ける世界を
広げていくと
振り返ってみれば
あれ?
という特徴や
「クレーン現象」のように
リアルタイムで
あれ?
ってなんとなく感じることができた
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」からの
赤ちゃんの特徴もありました。
人間みな
個性がありますので
赤ちゃんの特徴だって
いろいろです。
大切なことは
赤ちゃんが
何か必要としているサポートが
あるのかもしれない
なんとなくでも
確信はなくても
何かしら
「勘」がはたらいて
そんな機会に
遭遇してきたら
早めに理解をして
赤ちゃんがその時にも
そして将来的にも
困らないよう
サポートの手を差し伸べて
あげられることに
つながりますように。