「幼稚園入園前の息子。
赤ちゃんの時から
めったに
「笑う」とこをみたことが
ありません。
カワイイ赤ちゃんスマイル
とか無しでここまで来た感じ。
私と一緒にいても
楽しくなくて笑わないのかと思うと
悲しくなります。(泣)」
こんにちは。
型破りママ☆レイコです。
シングルマザーでも
・海外に住みながら
・自閉症の息子ミスタームーン
・ADHDの娘ミスサンシャイン
子ども達とタッグを組んで
人生を冒険中!
今回のそのお悩み、「レイコ白書」にまとめました。
レイコの海外生活より
・「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」「笑う」がほぼない【息子の幼少期】
についてお届けします。
【この記事で学べること】
・「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子(赤ちゃん~幼少期)「笑う」がほぼなく日常をすごしていたこと
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子
ミスタームーン。
息子のキャラは
「怒」だなと
早々に悟ったほど
何らかの怒りを
「ずっと泣いている」
「火が付いたように泣く」
で表現していた一方
(エピソードはコチラ↓)
「笑う」
という息子の一面に
遭遇することは
極端に少なかった。
これが
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子
ミスタームーンの幼少期です。
母と子の
コミュニケーションに
赤ちゃんが「笑う」
幼児が「笑う」
ここがほぼないを
想像してみてください。
けっこう
「シュール」だなと
思いませんか?
今振り返れば
そんな
赤ちゃん育児
らしからぬ
赤ちゃん「笑う」がほぼない
奇抜な状態は
息子が
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」
だったから
に起因するのですが
一緒に「笑ってくれない」の
背後には
「共感することが苦手」
があるのでは?
こう考察します。
この背景から記事を書きます。
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」「笑う」がないのは「共感すること」が苦手だから【息子のエピソード】
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子
ミスタームーン。
幼少期
「笑う」がほぼなかった
その原因は
きっと
「共感すること」が
苦手だったから
なのだと
思うのです。
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」「笑う」がほぼない【「共感性」に乏しい場合がある】
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子
ミスタームーンの場合
幼少期は
確実に
「共感性」に乏しかった
はず
こう
振り返ります。
例えば
飛ぶ蝶々をみて 「あっ飛んでるね!」
走り去る電車をみて 「早いね!」
何かにぶつかって 「痛かったね!」
こういった
・一緒に
・同じように
「感じることができるだろうな」
と思われる物事や
感情の投げかけに対しても
本当に
反応がなかったのです。
こんなことがありました。母は、一生懸命シャボン玉をふいて「きれいね~」って話しかけます。ミスタームーンはというと、ベビーカーにただ座って、シャボン玉はそっちのけ。シャボン玉に視線すら送っていなかった。声やオブジェクト(シャボン玉)、そういう刺激に対して、本当に感じるセンサー0(ゼロ)なことは明らかで、母子のコミュニケーションは、完全なる一方通行です。
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」「笑う」がないのは共感する回路が頭に備わっていない感じ
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子
ミスタームーンが
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」だと
診断をうけたのは
3歳2か月↓
診断を正式にうけると
ああ、やっぱり「故意に「笑う」をしない」とか「性格がちょっと曲がっていた」とかじゃなかったのね。
と
母は
腑に落ちるのです。
息子の
めったに「笑い」がない
には
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」に起因する
「先天的な脳の仕組み」により
幼少期から
「共感性」に乏しい傾向
があったのでした。
本当は
息子の心の部分では
同じように「共感している」場面が
あったのかもしれない。
でも
言葉もでてこなかった
自閉症のミスタームーンには
上手に表現する手段が
なかったのかもしれません。
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子ミスタームーンは、海外で療育を受けることで「共感性」をグンと伸ばします。
あんなに泣いていた幼児期とは180°ひっくり返ったかのように、今はよーく「笑う」。自閉症のため、声の大きさ調整が独特で、音量がうるさいですが、「笑う」子になりました。赤ちゃん~幼少期にはほぼ皆無だったスマイルを、今はいかんなく発揮できる男の子に変身したので、嬉しい限りです。
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」「笑う」がほぼない息子【共感性が乏しいのは幼少期だけなのか?】
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子
ミスタームーンの場合
「笑う」がほぼない
背景には
「共感性」に乏しい要素が
連携していました。
この
「共感することが苦手」
という特徴は
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の
幼児期だけにみられる
特徴なのでしょうか?
息子の歴史を振り返ると、幼児からさらに成長していく過程でも、あまり「笑わない」傾向はあったように感じます。「笑う」が発生し始めたのは、「アイコンタクト」が始まり、自分意外の人に「関心」というものが芽生えてから、しばらく月日を経過させたその先だったと記憶します。「療育」なしには、外の世界に「関心」たるものを抱くことすら起こらなかった可能性もあります。「笑う」が今ある息子の人生は、幼少期に「療育」で助けてもらえたから。ここに尽きるのです。
ミスタームーンの通う「自閉症児療育センター」には、幼児から20代までの「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の子ども達が在籍していますが、平均的に、ほぼ皆、基本「笑いません」(ニコニコしてません)。「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」に特性の度合いというものがあるのなら、その特性が色強く出ていない子どもの場合、比較的ニコニコできる場合があると観察してます。
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」でも「笑う」がある「共感できるタイプ」の幼児もいるはず
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」といっても
十人十色です。
その
・症状も
・タイプも
・特性も
・困りごとも
・得意なことも
色々です。
ですので
息子の過去を振り返ると
「笑う」がほぼない。
を経験しましたが
「共感することができる」
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の幼児だって
きっと
一定数いるのではないかと
思っています。
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の特性があまり強くでていないタイプのお子さんなのではないかと思うのです。
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」幼少期に「笑う」がほぼない場合「共感」がすることがきっと苦手
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」のお子さん
もしくは
まだ診断のないお子さんで
もし幼少期に
「笑う」場面が
あまりないな
だったのなら
・「共感する」ことが苦手
もしくは
・「共感していても」
同じように感じていることの
表現力が伴わない
こういう要因が伴う
可能性があります。
お子さんに
「笑う」がほぼないことの
背景に
「理由がある」
「原因がある」ということを
理解してあげて欲しいのです。
どのような人にとっても
苦手なことを
わかってもらえることは
大きく心が救われます。
これは
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の
お子さんにとっても
同じなのです。
まとめ
今回のレイコ白書は
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」「笑う」がほぼない【息子の幼少期】
・「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」「笑う」がないのは「共感すること」が苦手だから【息子のエピソード】
について
お届けしました。
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子
ミスタームーンの幼少期
ほんと
「笑う」がなかった。
まだ小さい体で
スマイルで写真に写る
息子は
超貴重で
数枚しかないからこそ
お気に入り登録(♡)は
マストでした。
現在息子は小学生。
「療育」で
写真を撮るときには
「スマイル」をするんだよ
を教えてもらい
自分ひとりで
「スマイル」を再現できるまでに
成長。
もちろん
成長と共に
「共感する力」も育まれ
感じる心と連動して
「笑う」ができるようになりました。
もし
お子さんが
何らかの理由で
「笑う」が少ないな
と感じられる場合は
どうか
そこには様々な原因があるはずだと
感じていただけますように。