「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」幼少期 笑わないで泣いたのは「共感性」と「変化を嫌う」

〈子育てママ〉自閉スペクトラム症(ASD)

 

mom
子育てママ

「1歳になる幼児を育てている30代子育てママ。

もしかすると自閉症?
私の息子はめったに笑いません。
幼児ってもっとなんでも興味をもって
キャッキャ笑うイメージがあったけれど
〇〇かわいいね!みたいに声掛けしても
反応してもらったり
共感してもらっている感じもあまりない(泣)
これは息子の性格なのか
それとも発達の心理的な部分に何か問題があるのか。
気になっています!」

 

reiko
レイコ

こんにちは。
型破りママ☆レイコです。

シングルマザーでも

・海外に住みながら
・自閉症の息子ミスタームーン
・ADHDの娘ミスサンシャイン

母と子ども達3人でタッグを組んで
人生を冒険中!

今回のそのお悩み、「レイコ白書」にまとめました!

ミスタームーンの経験から
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」幼少期 笑わないで泣いたのは「共感性」と「変化を嫌う」
についてお伝えします!

 

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」「笑わないでよく泣いた」幼少期

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「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」
ミスタームーンの幼少期は
ずばり

「笑わないでよく泣いた」

この10文字に集約されます。

 

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」幼少期 とにかく「笑わないでよく泣いた」息子の場合

「笑わずよく泣いた」

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」
幼少期のミスタームーンの写真を見返すと
笑わないのが日常で
笑っている写真は超希少。

常に何か一転集中している感じ。
眉間にしわをよせて。

本当に
「一人自分の世界に住む住人」
って感じでね。

自分のニーズを満たすのに
他人のヘルプが必要な時だけ
歩いて近くにやってくる。

そういう幼少期でした。

 

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」だったから「笑わないでよく泣いた」と分かった日

「笑わずよく泣いた」ミスタームーンが
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」だと
正式に知るのは
3歳を迎える前後。

「笑わずよく泣いた」
その原因は

そう

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」だったから
なのです。

 

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」幼児期「笑わないでよく泣いた」には理由がある

幼児期に「笑わないでよく泣いた」には
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」であるが故の
理由があります。

「笑わない」には
「共感性」が乏しい・苦手だという理由。

「よく泣いた」には
「変化が嫌い」という理由。

 

今思い返せば
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」であるが故の理由が
幼児期のミスタームーンに
あったはずなのです。

 

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の世界は十人十色

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」
と一言でいっても

十人十色の世界です。

きっと
「よく笑ってよく泣いた」子も
「よく笑って殆ど泣かない」子も
「笑わないであまり泣かない」子も

いるはず。

 

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子の場合「笑わないでよく泣いた」

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子の場合

幼少期は
「笑わないでよく泣いた」。

 

当時は「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」だとわかっていなかったけれど、「人間みんな違うからね。」って、あくまで楽観的にミスタームーンのキャラだととらえていた母。

 

でも
あの時点では

個性として
ミスタームーンを見守っていられたことは
よかったのかも。
と今は感じます。

 

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の幼少期「笑わない」のは「共感すること」が苦手だから

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「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子
ミスタームーン。

幼少期
「笑わなかった」原因は

きっと
「共感すること」が
苦手だったから。

 

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」児は「共感性」に乏しい場合がある

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」のミスタームーンの場合

幼少期は
「共感性」に乏しかったのだなと

今振り返ることができる。

 

飛ぶ蝶々をみて 「あっ飛んでるね!」
走り去る電車をみて 「早いね!」
何かにぶつかって 「痛かったね!」

こういった
一緒に同じように感じられるだろうな
と思うような反応が本当になかった。

 

今思い出すと、笑い話になってしまうけれど、母が一生懸命シャボン玉をふいて「きれいね~」って言っても、ミスタームーンはベビーカーにただ座って、シャボン玉はそっちのけ。シャボン玉に視線すら送っていなかったのです。

 

 

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」共感できないから「笑わない」事実もある

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」児は

・故意に「笑わない」
・性格がちょっと曲がっていて「笑わない」

のではありません。

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」に起因する
先天的な脳の仕組みにより

幼少期から「共感性」に乏しい傾向

がある。

もしくは
同じように「共感している」場面が
あったとしても
上手に表現することが
できないのかもしれません。

 

ミスタームーンは療育を受けることで「共感性」をグンと伸ばすことができました。
あんなに泣いていた幼児期とは180°ひっくり返ったかのように、今は素敵な笑顔をみせることのできる男の子になりました。

 

 

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」共感性が乏しいのは幼少期だけなのか?

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」
「笑わない」=「共感性」に乏しいのは
幼児期だけなのでしょうか?

幼児から
さらに成長していく過程でも
あまり「笑わない」傾向にあるように感じます。

 

ミスタームーンの通う「自閉症児療育センター」。
幼児から20代までの「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」が在籍していますが
ほぼ皆「笑わない」傾向が強いです。(ほんと稀に、基本ニコニコ系タイプの自閉症児がいます)

 

 

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」「共感性」豊かな幼児もいるはず

繰り返しますが
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」といっても
十人十色。

本当に
症状・タイプ色々です。

ですので
「共感性」豊かな「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の児童だって
いるはずです。

 

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」もし幼少期に「笑わない」場合「共感」がすることがきっと苦手

もし幼少期に
「笑わない」「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」のお子さん
だったのなら

「共感する」ことが苦手
もしくは
「共感していても」
同じように感じていることの
表現力が伴わない

そのように
理解してあげましょう。

苦手なことを
わかってもらえる。

これは
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」のお子さんにとって
とても大きな支えになります。

 

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」「よく泣いた」の幼少期「変化を嫌う」

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ミスタームーンは
それはそれは「よく泣いた」。

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の幼少期
として振り返ってみると

「よく泣いた」背景には
「変化を嫌う」ことが原因の1つだと
感じます。

 

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の幼少期 「変化を嫌う」

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の場合

幼少期に限らず
今現在でも

非常に「変化を嫌う」のです。

 

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の子供が「変化を嫌う」理由(母の考察)

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の子供が
「変化を嫌う」理由は

「変化」は
「大きな不安」に変換されるから。

 

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」は
様々な感覚(五感)がそもそも違います。

刺激として感じ取る度合いが
一般的な人間の感覚と異なると

ほんの些細な変化でも
それは「新たな大きな刺激」になるわけで

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の人には
変化がないほうが容易。

つまり
「変化を嫌う」のです。

 

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」「変化を嫌う」から「よく泣いていた」と思われる事例

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子

今思い返せば
ミスタームーンが
「変化を嫌って」「よく泣いていた」んだろうな
と思える事例があります。

 

・明るい部屋から暗い部屋へ移動した→大泣き
・靴を履くという行為(家から外出する)→大泣き
・車に乗る・降りる→大泣き

 

事例を上げたらきりがないほど
1つ1つのアクションにつき
「大泣き」がセットでつきまとっていた幼少期。

 

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」「変化を嫌う」じゃなくて「怒りんぼ」なんだろうと思っていた件【診断前】

ミスタームーンの
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」診断は
3歳だったから

それ以前は
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」が故に
「変化を嫌う」などとは思わず

「怒りんぼ」な性格なんだな。
と信じていた母。

よくこれだけ「怒」の気持ちが
湧き出るなと感心していたぐらい
「よく泣き」=「怒り」
を表現してると思っていた。

 

でも今だからわかる。「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」で「変化を嫌って」いたから、小さな「変化」がいっぱいの日常に精一杯「怒って」いたんだよね。

 

 

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」「変化を嫌う」が「よく泣く」に直結した息子の幼少期

「変化を嫌う」が「よく泣く」に直結した
息子ミスタームーンの
「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」幼少期。

過去には戻れないけれど

もし
今あの時にもどれるのなら

もっと
「助けてあげたい」の気持ちで
「声掛け」や「手助け」をしてあげたかった。
って思うのが親心。

まだまだ
現在進行形でも
「変化は嫌い」だけれど

「よく泣く」が
今はなくなって

本当に成長してくれました。

母 嬉し。
ありがとう。ミスタームーン。

 

まとめ

今回のレイコ白書は

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」幼少期 笑わないで泣いたのは「共感性」と「変化を嫌う」

・「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」「笑わずよく泣いた」幼少期
・「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の幼少期「笑わない」のは「共感すること」が苦手だから
・「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」「よく泣いた」の幼少期「変化を嫌う」

について
お届けしました。

 

「笑ってもらえない」
「たくさん泣く」って
親としても
嬉しいことではないんですよね。

でもそこには
「理解してもらいたい理由」が
ちゃんと存在するわけです。

「自閉スペクトラム症(自閉症・ASD)」の息子
幼少期

「たくさん泣かれた」経験は

母レイコを
色々な意味で
鍛えてくれました!

子育てママの皆さんが
お子さんに
「たくさん泣かれてしまった時」

その時は
辛いのですが

どうか
辛抱強く

のちに
良いことがあると
信じて

のり超えていくことが
できますように。

 

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